第28回西日本食品産業創造展’18
新たなる食ビジネスを構築する

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井水社長

会場入口

ロールケーキカット
 

ロールケーキ配布の様子

正栄食品工業

日仏商事
 

レオン自動機

福岡市パン協同組合
 

平田理事長

審査の様子

最優秀賞・福岡市長賞

 日刊工業新聞社(井水治博社長)は5月23〜25日の3日間、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で「第28回西日本食品産業創造展’18」を開催、21416人の来場者を迎え、成功裡に幕を閉じた。

 今回は「食の未来を考える」をテーマに、199社・団体、399小間の規模で開催、世界食として関心が高まる日本食をキーワードに国内外の食に関連する製品や技術が披露された。また、将来を見据えたロボット、自動機の導入やIT化が進む食品製造の現場に注目。最新情報を一堂に展示するなど、多彩な内容となった。
 併催セミナーは、特別講座HACCP入門〜今、食品業界に必要なこと〜(第1部:HACCPの制度化について/第2部:福岡県内の食品事業者向け2018年度のHACCP支援策/第3部:HACCPの導入と現在の運用状況について)、女性オーナーシェフに訊く、「食の未来を考える」観光客の急増・激しいグローバル競争への対応、など37題が催された。
 開会式では、主催者を代表して井水社長が次のように挨拶した。
 食品産業では、生産性の向上に向けた機械化・自動化が急速に進み、製品の品質管理の重要性が高まっている。当創造展は、食の宝庫と言われる九州で、その最先端の技術や情報を一堂に集めて発信する。
 九州は、全国の農産物総生産高の約2割を占め、食品関連産業の集積地でもあり、農産物総生産高は増え続けている。企業の農業参入や六次産業化も広がっている。アジアに近いという地理的優位性と、成長著しいアジア各国に向けた輸出の窓口としての役割にも期待されている。
 28回目となる今回は、業種・テーマ別に7ブロック3コーナーに約200の企業が出展し、最新の機器とサービスを披露するほか、技術コンテストや数多くのセミナーを実施する。この展示会が、九州をはじめ西日本地区の食品関連産業の発展に繋がることを祈念している。
 続いて、福岡県洋菓子協会の会員が製作した恒例のロールケーキカットで開幕。
このロールケーキは、開場の際、入場者に先着順で振舞われた。
 会期中、福岡市パン協同組合は「クロワッサンのコンテスト」優秀作品の展示や手ごねパンの実演を催行。また、第11回サマーバレンタインフェスタ2018、2018福岡県洋菓子技術コンテスト大会・2018全九州洋菓子実技コンテスト福岡大会、和菓子職人による工芸菓子コンテスト・創作和菓子コンテストなどが行われた。
 以下は、業界関連の出展(順不同)。
■正栄食品工業
▽デコールマロン=イタリアで収穫された栗を使用し、国内自社工場で製造。独自製法によりイタリア栗本来の風味を閉じ込めた。保存料・着色料・香料などは使用せず、甘さ控え目にすることで栗本来の風味を生かしている。
■日仏商事
▽レヴェルジェボワロン(冷凍ピューレ)=グリオット(さくらんぼ)、バナナ、ベルガモット、カシス(黒すぐり)、ポムベルト(青りんご)、ミュール(ブラックベリー)など。
■タカナシ販売
▽タカナシジャージークリーム=風味を活かしながら作業性とのバランスも考えた乳脂肪分40%のクリーム。無脂乳固形分が高く、脂肪感だけではない独特の濃厚な乳風味が特徴。
■東京フード
▽練り込み用チョコレート「パータノワール」=チョコレートらしい味わいと色合いが表現できる。チョコレートらしさをアピールしたい商品に最適。
■明治
▽GreenCacao=まるでドライフルーツのようなフルーティな酸味と力強いカカオ感が特徴的。シンプルかつストレートに味わいを表現するスイーツに最適なチョコレート。
■レオン自動機
和洋菓子・パン・調理食品生産機械の最新モデルの展示・実演。
▽レベントラウンドショップオーブン9H925=レベント独自の焼成技術で高品質に焼き上げる。下火効果により焼きムラなく均一に焼成。最小限(円柱状)の炉内構造のため省スペース。
■ワールド精機
製菓・製パン用オーブンの展示及びイベントコーナーでの実演。信頼性の高い製品を生み出す高性能FLAMEFLAME Electric Ovenなど。
■中井機械工業
製菓製パン食品加工業界における、品質向上・安定・省力化に向けた様々な機器を展示。フードミキサー(FM型・SM型一軸式/二軸式)、アームミキサー両腕式など。
■愛工舎製作所
多用途対応縦型ミキサーマイティSシリーズ及び高速切断混合ミキサーカッターミキサーの展示。新製品のアイコーニーダーを紹介。業務用の本格派、生地こね機で効率アップ。
■タニコー
タニコーは「お客様の成功に貢献する」を理念とし、お客様のニーズを先取りした未来の厨房を提供する。スチームコンベクションオーブンDOUBLEの紹介。

第13回パンコンテスト「クロワッサン」
最優秀賞はシモン榎聡氏
 福岡市パン協同組合は、第13回パンコンテスト「クロワッサン」を開催。5月22日に、準備作業が行われている会場内で同コンテストの審査会を行った。最優秀賞など上位6作品を決定し、同展で結果発表を兼ねて展示した。
 審査会の開催に先立ち、平田健太郎理事長が「様々な企業から応募があった。審査は、主観的に行ってほしい。クロワッサンは、いくつも作り方があるが食べた時の味が最も重要だと考える。シンプルに、かたち・風味・味を審査していただきたい」と述べた後に審査が始まった。
 入賞者は次のとおり(敬称略)。
▽最優秀賞・福岡市長賞=榎聡(シモン)「クロワッサン」
▽優秀賞・全日本パン協同組合連合会長賞=八木文弘(唐人ベーカリー)「塩バタークロワッサン」
▽同・福岡県パン協同組合連合会理事長賞=萩尾弘子(リボリ原店)「抹茶チョコクロ」
▽同・一般社団法人福岡市技能職団体連合会長賞=堀田英文(ポエム本店)「ハードクロワッサン」
▽同・日刊工業新聞西部支社長賞=野間口瑞穂(にれの樹)「メロワッサン」
▽同・福岡市パン協同組合理事長賞=楢崎秀幸(ポエム本店)「キャラメルクロ」

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優秀賞・全日本パン協同組合連合会長賞

優秀賞・福岡県パン協同組合連合会理事長賞