第7回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会
日本代表選手はComme’N大澤秀一氏

BACK

 

 

川会長

伊原理事長

上位入賞者。上段左から上村氏、大澤氏、谷口氏、下段左から田村氏、久保田氏、田原氏

 レ・アンバサドゥール・デュ・パン・ド・ジャポン(川良弘会長)とリテイルベーカリー協同組合(伊原靖友理事長)は10月23〜25日の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された「関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」の会場内で、リテイルベーカリーの頂点を目指す「第7回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会」を行い、第1次審査を通過した8名がフランスでの本選出場をかけて熱い戦いを繰り広げた。審査終了後には、結果発表と表彰式を執り行った。

 表彰式に先立ち、川会長は次のように挨拶した。
 3日間、非常に厳しい戦いであった。
 最優秀若手ブーランジェ(コミ)コンクールも同時に行われ、上位より2名が来年のフランス本選参加への権利を得る。
 モンディアル・デュ・パン世界大会は今回で7回目を迎えるが、毎回上位に食い込むものの優勝の栄冠を勝ち取ることができていない。第7回大会は、是非優勝を狙うことが当協会の願望でもあり、選手諸君もそのような想いで参加してくれていると思う。作品は、素晴らしいものばかりで回を重ねる度にレベルが高くなっている。コミでも短時間にこれだけの作品が作れるものかと驚いている。
 続いて、伊原理事長が「日本代表選考会の選手もコミも、忙しく短い練習時間にもかかわらず精一杯作品に取り組んでくれた。作品を見れば分かるように、手が込んでおり様々なアイデアを出し切っていた。今後益々技術が向上すると思うが、パンを愛して一所懸命に作ることを応援しながら、この大会を継続していきたい」と挨拶した。
 来賓を代表して、日本食糧新聞社取締役副社長の平山勝己氏が「厳しい第1次審査を勝ち抜いた8名の誰が日本代表選手に選ばれても、必ず世界大会で優秀な成績が残せると思う。世界大会では、日本の技術の素晴らしさだけではなく、美味しさやレベルの高さを披露していただきたい」と述べた。
 協賛企業、オフィシャルパートナー、パートナー紹介の後、先ず、最優秀若手ブーランジェ(コミ)コンクールの結果発表と表彰が行われ、Comme’Nの久保田遥氏が優勝した。次に日本代表選手が発表され、Comme’Nの大澤秀一氏が優勝の栄冠に輝き、日本代表選手の座を勝ち取った。上位入賞者には、トロフィー、賞状、副賞が手渡された。
 その後、審査員を代表して同協会理事でMカネカ食品事業部の山崎隆二氏が日本代表選考会とコミの選手以外に、3日間ブース内で手伝った助手に対して労いの拍手を促して、次のように審査総評を述べた。
 非常に僅差で難しい審査であった。決め手になったのは、基本の技術がどれだけできているかであった。特にヴィエノワズリーは、パンのコンクールであるのに菓子に近付いている傾向があり、パンがパンとして認識されるような作品を日本から発信したいという想いがある。
 次にMOFのピエール・ニュリー氏が「選手達の作品は、とても素晴らしかった。自分たちも刺激を受ける製品や味があった。コンクールには感動があり、その感動を分かち合うことがコンクールの本意だと思う」と述べた。
 日本代表選手に選ばれた大澤氏は「コンクールに興味を抱いたのは、フランスで谷口さんの応援をした時からだった。コミで優勝した久保田に自分の意気込みを話すと、一緒に頑張りたいと言ってくれた。群馬県から駆け付けてくれたスタッフにも支えられた。私と久保田が優勝できたのは、3日間苦労をともにしてくれた助手のお陰だと感謝している。ようやくスタートラインに立つことができたので来年のフランス本選に向け、今日から全力でチャレンジを続けたい」と感激を言葉にした。
 結果は次のとおり(敬称略)。

【最優秀若手ブーランジェ(コミ)コンクール】
▽準優勝=田原宏紀(ツォップ)
▽第3位=田村夏姫(フリアンド)
【第7回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会】
▽準優勝=谷口佳典(フリアンド)
▽第3位=上村昭博(ブーランジェリーアヴェック)
▽入賞=斎藤康憲(ホテルグランヴィア京都)、高木弘文(ラブレド)、本多伸也(ペニンシュラ東京)、三渡勇樹(イスズベーカリー元町店)、渡辺瑠奈(ブーランジェーオーヴェルニュ)

 24日には、同会場で「第2回レ・アンバサドゥール・デュ・パン・ド・ジャポンセミプロコンクール2018」の結果発表と表彰式が執り行われた。
 結果は次のとおり(敬称略)。
▽グランプリ=中西怜子(神奈川県)
▽第2位=片倉知美(大阪府)
▽第3位=前田典子(神奈川県)

新聞最新号へBACK

大澤氏の作品

大澤氏の飾りパン