第4回神戸パン祭り

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 兵庫県パン協同組合(西川隆雄理事長)は10月20日、兵庫県、神戸市、兵庫県中小企業団体中央会、兵庫県パン協同組合関連賛助会員の後援の下、神戸市中央区の神戸朝日ビルディング1Fで、第4回神戸パン祭りを開催した。

 オープニングセレモニーで兵庫県学校給食パン・米飯協同組合理事長の池野元造氏が次のように挨拶した。  兵庫県は今年、記念すべき県政150周年を迎えた。兵庫県は明治維新前、但馬・丹波・摂津・播磨・淡路の5藩(国)であった。瀬戸内海から日本海までを有し気候風土に恵まれ、それぞれの地域には名産品があった。今日はこの「五国のパン」をテーマに、各ベーカリーが作ったパンを紹介する。私たちの力で「パンの街神戸」を益々発展させたいと考えている。
 続いて、兵庫県農政環境部農林水産局長の石井龍太郎氏、神戸市経済観光局経済部長の志水達也氏、すばる経営代表の三村康夫氏、池野理事長によるテープカットが執り行われて開場、多くの来場者で会場は埋め尽くされた。
 兵庫県は1868年に誕生し、今年7月12日に設立以来150周年を迎えた。明治4年7月に廃藩置県が実施され、同年末には、現在の京都北部・丹波と豊岡から成る豊岡県、播磨全域から成る姫路県(後に飾磨県と改称)、阿波と淡路から成る名東県、阪神間を中心とする摂津を含む兵庫県の4県が並立した。第7代兵庫県令の神田孝平は、弱小な兵庫県を憂い、規模拡大を明治政府に働きかけた。明治政府は「開港場を有する県が貧弱なるを許さず」との見解により明治9年、日本海から瀬戸内海と淡路を兵庫県とし、但馬と丹波の2郡、摂津の半分、播磨、淡路と五つの国から成る大兵庫県が誕生して現在に至っている。同祭では「県政150周年記念ブース」を設け、五国それぞれの食材を使用したパンを販売するほか、Mドンクの江崎幸一氏によるパン細工「ポートタワー」と「市電」を展示した。
 先着1500人に県内産小麦粉を使用した黒糖レーズンコッペパンが無料配布されるとあって、早くから長い列ができた。また、全農・JA・M増田製粉所は「ひょうご小麦食べさせ隊」として出店し「ミナミノカオリ」から完全切り替えを目指す「せときらら」を一般市民にアピールしようとフラワープリンセス兵庫2018の北野志帆さんとともに「せときらら」を使った食パン300食を無料配布した。
 ご当地パン販売では、五国の有名ベーカリー12社が出店、地元食材を使ったアイテムや自店の看板商品を販売した。親子限定のパンつり大会は、参加希望者で終日賑わった。五国のパンのコーナーには来場者が集中。開場30分で完売する店舗が出るほどで、その後も次々と完売し午前中には10種類すべてが売り切れた。  五国のパン出店社と商品は次のとおり。
ダンマルシェ「鳴門オレンジとアプリコットのパン」/ハラダパン「淡路玉ネギパン」/ニシカワパン「赤穂の塩パン」/共栄食品「ゆずのパン」/パンプキン「秋の栗箱」/アイガー「岩津ねぎ使用のねぎパン」/コッペプリュス「黒豆パン」「但馬牛入りカレーパン」/パンベール「いちじくパン」/フリアンド「灘の酒種あんパン」

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兵庫県政150周年記念ブース

会場の様子