第13回カリフォルニア・アルチザンチーズ・フェスティバ〈前編〉
ワインやビールを飲みながらチーズやサラミなどを試食

BACK

 

 



A

B
 

C

D

E

 年々規模が拡大する同フェスティバルは今回、近隣のチーズ生産者ツアーや各種セミナー、チーズ料理とワインペアリングイベントが行われたほか、チーズ料理のブランチなども催された。また、チーズ関連会社が100社以上出店するマーケットプレイスが設営され盛り沢山な内容に2万5千人以上の来場者を迎えた。

 1日目のセミナー「カリフォルニアチーズ:伝統と新しい流れ」では、32年間チーズの仕事に携わり、国際的なチーズ団体の会員でもあるジュリアナ・ウルブルさんが、スパークリングワインとともに、5種のチーズとサラミ、いちぢくジャム、アーモンドのペアリングについて講義した。全米から集まった来場者は、各々のチーズ生産者の歴史や特徴、ジュリアナさんの経験を交えた講義を聴きながら、チーズの種類とそれに合う食べ物の違いについて学んだ。
 カリフォルニア州は、全米で酪農製品の生産が第1位で、チーズ生産者の分類としては、沢山搾れた牛乳を有効利用するためにチーズを作り始めたパイオニア、1980年代からヒッピー文化の流れで作り始めたイノベーター、5〜10年前から地産地消の考えに基づいて作り始めたニューウェーブと大きく3種類がある。ヨーロッパのチーズは伝統的だが、アメリカのチーズはクリエイティブで、世代によって作るチーズが変わったりするので、今ではヨーロッパの人々がアメリカのチーズフェスティバルに訪れるようになったそうだ。
 2日目の「アルチザンチーズ・テイスティング&マーケットプレイス」では、ジュリアナさんの講座で紹介されたチーズの生産者に会って話ができた。生産者が作った他のチーズも味見できたことが嬉しく、チーズ愛好者にとって、チーズ生産者はある意味で、憧れのスターのような存在であることが理解できた。ワインやビールを飲みながら、あらゆる種類のチーズやサラミ、クラッカー、蜂蜜などを試食できるこのフェスティバルは、まるでチーズ天国のようだ。

Aカリフォルニアチーズ:伝統と新しい流れの講義
Bスパークリングワインと共に、5種のチーズとサラミ、いちぢくジャム、アーモンドのペアリング
C「ポイントリアス・ファームステッド・チーズコーポ
レーション」のブルーチーズ2種「オリジナルブルー」(左)と「ベイブルー」
D「サイプレス・グローブ・チーズ」の羊乳チーズ「ラムチョッパー」
E「カウガール・クリーマリー」のブース
F「サイプレス・グローブ・チーズ」のブース
G「ソラ・ビーファーム」のブース。参加者は、会場入り口でもらえるワイングラスでワインを味わいながらショッピング。
H(左から)「ソラ・ビーファーム」の野の花の生蜂蜜と野生ブラックベリーの生蜂蜜。

新聞最新号へBACK

F

G

H