米国食品医薬品局(FDA)指針発表
米国栄養表示における糖類分類から除外

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 米国食品医薬品局(FDA)は4月18日、松谷化学工業M(松谷晴世社長)が北米で製造・販売を計画している「プシコース(英名アルロース)」の米国栄養表示基準指針を示した。同指針で「プシコース」は、米国栄養表示上のカロリー値が0.4kcal/gとなり、糖類及び添加糖類から除外されることを提言している。
 これまで米国の栄養表示で「プシコース」は、構造上単糖のため糖類に分類されていたが、同指針では糖類の分類から除外されたことにより「アルロース」を使用した食品において「糖類ゼロ」「カロリーゼロ」の二重表示が出来るようになる。また、米国の一部地域で実施されている砂糖飲料税(通称ソーダ税)の対象甘味料では無くなることを意味する。
 「プシコース」は、ノンカロリーで砂糖の7割程度の甘味度を有しており、食後血糖上昇抑制作用、内臓脂肪蓄積抑制作用などの生理機能が香川大学や他の研究機関の実証試験により認められている。
 同社は本年1月、でん粉・糖化製品及びその他天然素材の世界的サプライヤーであるIngredion Incorporated(米国イリノイ州ウエストチェスター)と協業し、これまで少量しか製造・販売の出来なかった希少糖「プシコース」をメキシコに新設する世界初の専用工場で製造すると発表している。
 そして令和元年、世界の食品メーカーに同工場で生産した「プシコース」の出荷を目指している。

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