パルミジャーノ・レッジャーノ
過去最高の収益で輸出も拡大

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 パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(ニコラ・ベルティネッリ会長)は、2018年のマーケットデータを発表した。
 生産量は、前年比1.35%増の370万玉(約148万ォ)で過去最高。パルミジャーノ・レッジャーノは「世界で最も影響力のあるPDO製品(原産地呼称保護)」に選ばれただけでなく、生産出荷高が14億ユーロと、PDO製品の中でNo.1だった。消費金額は24億ユーロで、このPDO製品は、益々海外に進出している。
 輸出比率も拡大し、前年比5.5%増の40%。フランスが最大の市場(11333ォ)であり、次にアメリカ(10493ォ)、ドイツ(9471ォ)、イギリス(6940ォ)、カナダ(3030ォ)と続き、日本は前年比+11.5%増の919ォだった。フランスは2.6%増、イギリスは2.2%増で、ドイツは類似製品との競合により減速(▲4.4%)となった。一方、EU・カナダ包括的経済貿易協定(CETA)でカナダへの輸出は17.7%増加で、今後の通商機会の発展を裏付けるかたちとなった。
 2019年は375万玉以上と、さらなる生産量の増加が見込まれていることから、この製品を市場において利益のある価格で位置づけることが協会の課題となっている。イタリア国内外の需要を増やすために、協会はPR予算を前年より増やしている。
 ニコラ会長は次のように述べた。
 「パルミジャーノ・レッジャーノは成長し続け、市場を拡大している。2018年の輸出割合は40%という過去最高のシェアを超えた。これは5年前の34%という数字を考えると驚くべき結果。協会は、本物のパルミジャーノ・レッジャーノとパルメザンの違いを、消費者に伝えるキャンペーンを行い、特に新しい市場に焦点を当て、PDOチーズをプロモートしている」

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