第27回「食と健康」講演会

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 日清製粉グループ(M日清製粉グループ本社/見目信樹社長)が支援している公益財団法人食生活研究会(正田修理事長)は9月10日、東京都千代田区の一般社団法人クラブ関東で、第27回「食と健康」講演会を開催した。

 1941年に発足した同研究会では「健康で豊かな食生活の向上に寄与する」ことを目的に、食料及び食生活に関する研究者または研究機関への助成、講演会等の開催及び講演会記録誌等の刊行、海外からの留学生に対する支援等を行っており、その一環として「食と健康」講演会を毎年開催している。
【講演会概要】
《テーマ》
第一部:研究報告
@「糖質制限の考古学―日本においていかに始まり、広がったのか」/発表者:磯野真穂氏(国際医療福祉大学大学院保健医療学分野准教授)A「肥満・脂肪肝を誘発する栄養成分による時計遺伝子発現変化」/発表者:山_聖美氏(医薬健栄研国立健康・栄養研究所臨床栄養研究部時間栄養研究室室長)
第二部:講演
@「ほんとうの『食の安全』を考える」/講師:畝山智香子氏(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部長)A「メイラード反応おいしさ、品質、安全性」/講師:村田容常氏(お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系教授)
【講演者プロフィール】
畝山智香子氏
宮城県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程前期課程を修了。
村田容常氏
1979年東京大学農学部農芸化学科卒業。1987年農学博士(東京大学)、2015年〜お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系教授、2018年〜日本メイラード学会会長

【食生活研究会の概要】
 1941年、日清製粉Mの創始者・正田貞一郎氏は、農産物に関する科学的研究促進のため、「研究機関または研究者に対する援助」等を行うという趣旨の下、財団法人農産化学研究会を設立した。戦後、食生活の実態が戦前とは著しく変容することとなり、これに鑑み、財団法人農産化学研究会は、主な事業目的を「食糧の構成と食生活に関する科学的調査研究」とし、名称も「財団法人食生活研究会」と改称した。また、2013年4月に公益法人制度改革による公益認定を受け、名称を「公益財団法人食生活研究会」に、目的を「健康で豊かな食生活の向上に寄与する」に変更した。同財団は創設以来、「食」に係る研究者・研究機関等を対象とした研究助成や講演会の開催を長年にわたり行い、2013年度からは海外留学生への支援を事業目的に加え、公益事業を行っている。歴代の理事長は、正田貞一郎氏、渋沢敬三元大蔵大臣、山際正道元日銀総裁、正田英三郎元日清製粉M名誉会長相談役、藤巻正生東京大学名誉教授。(食生活研究会Webサイト:http://www.z-ssk.org/)

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