パルミジャーノ・レッジャーノのチーズ工房を開放
腸内環境を整える研究結果を発表

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 パルミジャーノ・レッジャーノチーズ協会は10月5・6日の2日間、複数のチーズ工房を一般公開した。これは「チーズの王様」と呼ばれるイタリアで最も著名なPDO(原産地呼称保護)製品の製造過程を目にすることができる機会となり、ガイド付の工房・熟成庫見学ツアー、子供向けイベント、試食会などを通して、職人の情熱に触れ、パルミジャーノ・レッジャーノの故郷と土地に根付いた歴史、文化などを発見することができた。

 パルミジャーノ・レッジャーノは、9世紀前と変わらない伝統的な製造方法で、ミルク、塩、レンネット(天然の凝乳酵素)といったシンプルな材料をもとに添加物を一切使わずに完全にナチュラルに作られている。同協会は、1934年に設立された同チーズの全生産者が所属している非営利団体。チーズの品質審査および本物の証としての押印を行い、世界中に広く出回る模倣品から本物を守り、正しい知識や認知度、そして消費量を向上させるための活動も行っている。
 現在、330軒のチーズ工房で加熱殺菌していない生乳を使い、添加物や保存料を一切加えずに作られるパルミジャーノ・レッジャーノは、完全にナチュラルでヘルシー、乳牛が食べた草の香りや風味さえも感じさせる芳醇なチーズであることが広く知られている。この独特のパルミジャーノ・レッジャーノについて、科学的な研究も進められており、学術雑誌「ネイチャーコミュニケーション」が、パルミジャーノ・レッジャーノに関する研究結果を発表した。
 この研究は、パルマ大学研究グループ参加の下、プロバイオゲノミクス研究所の化学、生命科学、環境持続可能性部門、「微生物叢研究ハブ」部門間研究センターによって行われたもので、パルミジャーノ・レッジャーノが、人の腸内フローラを豊かにする微生物株として、機能性食品としての重要な役割を果たすことを初めて示した。
 この研究データにより、パルミジャーノ・レッジャーノを食べることで、ミルクから人に伝わるバクテリアの存在が解った。これらのバクテリアには、ビフィズス菌種(人に健康上の利益をもたらすと考えられているプロバイオティクス微生物)が含まれる。また、パルミジャーノ・レッジャーノが重要な栄養的役割を果たしているだけでなく、腸内フローラを調節および豊かにできる微生物の伝播によってもたらされる健康上の利点もあることを強調しており、有効な微生物によって私たちの腸内環境を整える機能性食品であるということ。

【問合先】
パルミジャーノ・レッジャーノ・インフォメーション・センター、M旭エージェンシー内
Tel03(5574)7890、Fax03(5574)7887
E-mail:info@parmigianoreggiano.jp

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チーズ工房内の様子