友栄食品興業と佐々木酒造のコラボ

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佐々木社長

商品群

 友栄食品興業M(冨井隆司社長)は、佐々木酒造M(佐々木晃社長)とコラボレーションし、様々な新製品・新技術を創出している。

 友栄食品興業Mは創業以来、「惜しみない努力と限りない創意で皆様の信頼にお応えしたい。」を念頭に、製菓・製パン用フラワーペースト、油脂加工品の専門メーカーとして着実な歩みを続けている。今日まで同社を取り巻く生活環境は大きく変わり、それとともに食生活も大きく変貌してきた。急速に変わるマーケットをいち早く捉え、多様化する生活者や取引先のニーズに応えるために、技術開発に力を注ぎ、企画開発を充実させ、独自の提案を心がけている。

佐々木酒造の酒づくり
 京都市上京区にある1893年創立の佐々木酒造Mは、聚楽第跡地に立地しており、「聚楽第」が商品名にもなっている。聚楽第とは安土桃山時代、豊臣秀吉が「内野(平安京大内裏跡)」に建てた政庁・邸宅・城郭。竣工後8年で取り壊されたため不明な点が多いとされている。
 秀吉がこの場所に聚楽第を建てた理由の一つとして「水の良さ」が挙げられている。秀吉は茶道が趣味で、敷地内に千利休の茶室付きの住まいを建て、そこで一緒に茶を楽しんでいたようで、その時代から水の良い地域であることが知られていた。水脈は比叡山の伏流水で、付近には、造り酒屋をはじめ、豆腐屋、生麩屋、醤油屋など友禅染を含めて水に関する産業が発達した地域。
 水の良さだけが酒づくり適している訳ではない。ベーカリーは、菌を外部から持ち込まないように完全防備で厨房に入り製造するが、酒づくりは、雑菌だらけ。いたるところに菌がいる。樽はまさに菌の溜まり場。呼吸ができるようにわざと全開放で仕込む。雑菌に負けない強い菌をつくるという考え方だという。さらに「氷で冷やす」「湯で温める」を繰り返し、急激な温度変化に耐えられない弱い酵母を排除して超強い酵母だけを2週間かけて抽出するという製法。木製の撹拌棒で樽の酒を混ぜる。最初は先が四角いが、だんだんと丸くなっていく。木片は全てもろみに入る。従って、酒粕には異物が入るが濾すので酒には入らない。防虫対策などもない。
 計器類や温度計が存在しなかった昔から、見た目や泡の出かたで発酵度合いを把握し、五感で酸度・糖度などをチェックしてもろみの健康状態を確認しているという。
 水、空気、菌、職人技が重なり合った場所でなければ、美味い酒は作れないようだ。

【佐々木酒造M】
〒602-8152京都市上京区日暮通椹木町下ル北伊勢屋町727
TEL075(841)8106K、FAX075(801)2582

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佐々木酒造外観

蔵の入口