株主変更

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 熊本製粉Mの筆頭株主であるM永坂産業(本社/東京都)は、熊本製粉Mの持続的な発展と企業価値向上を図ることを目的に、保有する同社株式630万株のうち595万株を日清製粉Mへの譲渡を合意した。
 今後は、日清製粉グループの一員として、シナジー効果を発揮しながら、独自の技術、さらには小麦粉にとどまらず米粉やそば粉、焙煎粉などの得意分野を活かし、持続的な発展を目指すとしている。

 日清製粉グループの日清製粉Mは、熊本製粉Mの発行済株式の85%をM永坂産業より、関係当局の承認が得られることを条件として取得する旨の株式譲渡契約を締結した。なお、同取得に伴い、熊本製粉並びにその子会社は同社の連結子会社となる見込み。
《取得の理由》
 熊本製粉は1947年に設立され、特に九州地方において高い知名度と顧客の信頼を得ている。また、独自の高い技術力、開発力及びブランド力を有する優れた製粉会社であり、小麦粉のみならず、そば粉及び米粉等の穀粉事業並びにこれに関連する事業を展開している。日清製粉と熊本製粉は2011年に業務提携を結んでおり、小麦粉、米粉の製品供給や原料である小麦の調達等の協業の実績がある。また、2016年に発生した熊本地震に際しては製品の代替供給や被災した生産設備の復旧支援を行う等、緊密な関係を築いてきた。熊本製粉の事業構成、蓄積されたノウハウ、人材及び資産等、様々な観点から考察した上で、両社一体となって事業運営を行うことにより、両社の各事業において大きな相互補完メリットが得られ、シナジー効果によるコスト競争力と市場への適応力の増進が図られる結果、事業競争力を一層高めることになると判断し、同取得を実施することとした。
 今後、日清製粉と熊本製粉が強固な関係を築くことにより、小麦粉の供給責任を果たし、夫々の顧客の発展に寄与するとともに、持続的な成長、安定的な事業継続及び企業価値の拡大に努めるとしている。

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