第33回特別講習会
講師はパンComme’N TOKYO大澤秀一氏
   洋菓子EN VEDETTE森大祐氏
   和菓子成城_月堂福井俊輔氏

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梶山学校長

大澤氏

シュトレン

 東京製菓学校校友会本部(小泉信秀会長)は8月24日、東京都新宿区の同校で卒業生を対象に「第33回特別講習会」を開催した。

 開催に先立つオープニングセレモニーでは、小泉会長が「受講者にとって充実した一日になることを祈念する」と挨拶した後、東京製菓学校学校長の梶山浩司氏が次のように挨拶した。
 日本の食文化は高く評価されている。菓子・パンのレベルは非常に高いが、販売価格に反映されていない。洋菓子とパンは少しずつ値段が上がりつつあるようだが、和菓子は未だに安価だと感じているため、高く売れる菓子づくりを実践していただきたい。インバウンドで日本に訪れる外国人が多く、日本では安くて美味しいものがたくさん食べられると思っているだろう。安くて美味しいものが提供できることは決して悪いことではないが、労働環境を高めなければならず、従業員不足の根本を考え直さなければならない。付加価値で値上げするのではなく、今販売している商品のまま値上げする必要がある。また、周りの売価を参考にするのではなく、自身のプライドで値決めするようにならなければいけないと思っている。情報収集や勉強のために当校を活用することを考えてほしい。

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