書籍「すっぴん」完成披露会
林虎彦氏と関わり、完成を喜び、分かち合う

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林夫妻

書籍「すっぴん」

 林虎彦物語製作M(相場清人社長)は5月30日、栃木県宇都宮市のホテル東日本宇都宮で、書籍「すっぴん」完成披露会を開催した。

 同書籍は、レオン自動機Mの創業者である林虎彦氏の壮絶な人生と誰も成し遂げられなかった偉業を和子夫人の視線で表現したもの。
 製作のきっかけは、レオン自動機Mがテレビ東京放映の「カンブリア宮殿」に採り上げられた際、作家の村上龍氏から「林虎彦さんの生涯と偉業を綴った小説はないんですか」と問われたこと。多くの関係者と林虎彦氏の妻和子氏が、この企画に大いに賛同し、製作法人、製作委員会が発足した。着想から3年、関係各位と製作チームの協力を得て、書籍「すっぴん」は完成した。
 林虎彦氏は、激動の大正・昭和・平成の時代を生き抜いた。それは、ドラマであるとともに同氏の人生は現代社会においても広く認識されるべき知見・教養・哲学を多く含む。栃木県の名士であるだけでなく、世界120カ国に機械を提供する会社の創業者であり、和菓子職人、食品機械の発明家でもある。
 完成した書籍「すっぴん」を多くの人に届け、読み手にとって、現代社会にとって、それぞれの抱える問題点を解決する戸口となり、将来に向けたメッセージとなれば、これ以上の喜びはないとしている。
 書籍の題名「すっぴん」は、和子夫人が虎彦氏の女房として貫き通した姿勢に由来している。「おしろいは小麦粉に似ているし、化粧品は匂いも強い。虎彦さんの和菓子作りや饅頭製造機作りの邪魔になるから」と言い、生涯すっぴんであることを選んだという。
 「将来への肥やし・未来への希望」を願い、栃木県の県立学校約100校を含む公共施設など約1千カ所への寄贈が予定されている。
 開催に先立ち、林虎彦物語製作Mの相場社長が、自宅静養中の林和子氏から「本日は、私ども夫婦のことでお集まりいただき、本当にありがとうございます。体調が優れず自宅静養となってしまっており申し訳なく思っています。皆様にお集まりいただいたことは、夫婦にとってこの上ない幸せなことで深く感謝申し上げます。一期一会の縁でお会いできた皆様のご健康とご多幸を心より願っております」というメッセージを代読した後、次のように挨拶した。
 林虎彦氏は、長年の苦労を経て自動包餡機を完成させたにも関わらず、完成した機械が1時間に2万個以上の饅頭が包餡できる、まるで機関銃のような機械であったことから、これは販売せず1時間当たりの製造個数を減らし丁寧に作れる機械を開発して自動包餡機の販売を始めたと書籍に綴られている。私は、人と機械の関わり合い方や機械は何のためにあるのかという重要な問いと答が包まれているような気がする。このような話を多くの人たちが知り考えるきっかけとなるメッセージとして伝えること。それが書籍「すっぴん」の在りのままの想い。書籍「すっぴん」完成披露会の目的は、林虎彦氏と関わり、同じ時代をともに歩んできた皆様と完成を喜び、分かち合うことにある。
 続いて、同社プロジェクトリーダーの櫻井洋輔氏が趣旨を説明した後、来賓を代表して栃木県知事の福田富一氏、宇都宮市長の佐藤栄一氏が挨拶した後、贈呈式に移り、福田知事、佐藤市長、栃木県教育委員会教育長の荒川政利氏が登壇、相場社長より代表の福田知事に書籍が贈呈された。
 知事、市長、教育長、相場社長はじめレオン自動機M代表取締役社長の田代康憲氏、同社専務取締役の片山芳夫氏、レオン包友会会長の竹野勝彦氏などによって鏡開きが執り行われ、Mあさやホテル代表取締役社長の八木澤哲男氏が乾杯の発声を行い祝宴が始まった。
 宴中には、一般社団法人日本食品機械工業会名誉会長の林孝司氏などが来賓挨拶を行い、田代社長の締め挨拶でお開きとなった。

【「すっぴん」概要】
▽著者=林和子
▽発行者=林虎彦物語製作委員会
▽仕様=A5・384頁、上製本
▽発売日=2019年5月30日
▽価格=本体1,800円+税

【問合先】
林虎彦物語製作委員会、栃木県宇都宮市野沢町三番地七
TEL028-688-7992、担当/相場清人
e-mail:torahiko@crest.ocn.ne.jp

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鏡開きの様子

贈呈式 左から佐藤市長、相場社長、福田知事、荒川教育長