Coupe du Monde de la Boulangerie 2020
日本チーム準優勝

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 ベーカリーワールドカップ2020(Coupe du Monde de la Boulangerie 2020)が1月10〜14日にフランス・パリで開催され、日本代表チームが準優勝の栄冠に輝いた。

 同大会には、アフリカ・ヨーロッパ・アメリカ・アジアの4地区予選を勝ち抜いた合計12カ国がフランス本選に進出した。
 日本チームは、2017年2月に開催された「2017モバックショウ」で最終選考会が行われ、パン部門:二宮茂彰氏(M帝国ホテル)、ヴィエノワズリー部門:津田宜季氏(M神戸屋)、飾りパン部門:勝海遥平氏(M東京ポンパドウル)の日本代表選手と監督:長田有起氏(M神戸屋レストラン)が選出された。4名は昨年11月にアジア予選大会に出場しフランス本選への進出を決め、今年は1月6日よりフランス現地に入り最終トレーニングを重ね、1月11日に2時間の事前準備作業、12日に5時から8時間のタイムトライアル形式のコンテストに臨んだ。結果は、優勝:中国、準優勝:日本、3位:デンマーク。

【Coupe du Monde de la Boulangerie 2020(ベーカリーワールドカップ)概要】
 ベーカリーワールドカップとは、1991年フランスのMOFが中心となって設立された手作りパン振興会が主催するベーカリーのワールドカップで1992年から始まった。開催は、3年に1度(1996年大会までは2年に1度)で、開催地はフランス。世界12カ国から3人で構成される選手団を集め、与えられたブースと限られた材料の中で、規定の品目を8時間以内に仕上げ、その技術・スピード・芸術性を競う。作るパンは、@バゲットと特別なパンAヴィエノワズリー(スクレ)Bパン・サレ(メンバー3名共同製作)C飾りパンの4つのテーマ。@ABでは、重量・味・ボリューム・外観を、Cではオリジナリティと芸術性・技術力が問われる。総合評価で下位の6カ国は次回の出場権を失う。審査員は出場各国から一人ずつ選ばれる(ただし自国に対して投票権は行使できない)。
▽チーム構成=選手3名、監督1名
《各部門制作作品》
▽Baguette & pains du monde(パン部門)=規定作品:バゲットとそのバリエーション、パン・オ・ルヴァン、世界のパン/自由作品:特別なパン、オーガニックと栄養のあるパン、自国のアロマティックブレッド/即興で作る作品:小麦粉・発酵方法・4つの材料からの抽選があり、その結果に沿う即興で作る作品
▽Viennoiserie & panification gourmande(ヴィエノワズリー部門)=規定作品:発酵生地のヴィエノワズリー、無発酵生地のヴィエノワズリー、世界のヴィエノワズリー/自由作品:発酵生地のヴィエノワズリー、無発酵生地のヴィエノワズリー、自国のヴィエノワズリー/即興で作る作品:同
▽Piece Artistique(飾りパン部門)=「自国の音楽」をテーマに飾りパンを制作。高さは1.4〜1.6mで、食用生地のみで構成されることが条件。また、3名で共同制作。作品を飾るスペースも考慮して制作しなけれならない
▽3名による共同作品=ミニハンバーガー、プチパン、塩味のヴィエノワズリー、パン・ドゥ・ミーサンドイッチ・クラブサンドイッチ

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日本チーム 左から二宮氏、勝海氏、津田氏

パンとヴィエノワズリー

飾りパン