学校給食用の牛乳を使用した
「ミルクむしぱん」近畿地区で発売

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 神戸市は、包括連携協定を締結するMローソン(竹増貞信社長)と連携し、神戸の「食」を応援するため、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う休校により消費が減少している学校給食用牛乳を使った「ミルクむしぱん」を、5月26日より近畿2府4県のローソン店舗(約2400店/4月末時点)で発売している。

 同商品は、神戸市内の一部学校で提供されている共進牧場(神戸市)の「共進3.5牛乳」を使用。学校給食の休止により、余剰となっていた牛乳を使用した商品を発売して、生産者の支援を行うという取組み。
 乳牛は、健康を維持するため毎日搾乳する必要があり、工場で生産される産物と違い、生乳の生産量を短期的にコントロールすることができない。生乳生産のピークは4〜6月。学校向けの需要が大きく落ち込んで生産者の経営を圧迫していたため給食以外の使い道を探していたという。
 M神戸屋(桐山健一社長)が商品を製造。しっとりもっちりとした口どけの良い蒸しパン生地とやさしいミルクの味わいに仕上げた。
 ローソンは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている日本の「食」の応援を目指し、全国各地の企業と取り組みを進めている。今後も、ローソンの店舗を通じて生産者と消費者をつなげることで、地元の生産者を応援するとしている。
 ローソン広報部の担当者は「パンを食べて、地元の牛乳メーカーを応援してほしい」と話した。
《商品概要》
▽ミルクむしぱん=3個入り税込125円。
 包括連携=公民連携(PPP[Public-Private Part nershipの頭文字])とは、行政と民間事業者が協働で公共サービスの提供等を行うこと。これまで自治体が単独で取り組んできた分野に、民間の知恵やアイデア、資金や技術、ノウハウを取り入れ、住民サービスの向上や業務効率のアップ、地域経済の活性化などを図るもの。
◇神戸市とローソンの包括連携協定
 Mローソンは、本業であるCVS事業を通じた社会や環境に関する様々な課題の解決を目指している。神戸市と同社は2014年3月10日、神戸市産オリジナル商品の開発・販売、災害時の協力、高齢者・障がい者支援など幅広い分野で連携・協力を進めるため包括連携協定を締結した。


鳴門屋「東大阪ラグカレーパン」など5品と
五感「ええもんちぃ」ローソンで販売
 Mローソンは、関西の「食」を応援するため、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている関西の地元企業や食品メーカーと協力し、各地の特産品や地元で人気の商品を大阪府内の店舗で販売。

 第1弾として、5月13日〜6月8日に、鳴門屋製パン(長江伸治社長)が運営する「パン工房鳴門屋」で人気の「アップルパイ」や「東大阪ラグカレーパン」など5商品を大阪府内の一部ローソン店舗(約230店舗)で発売した。また、第2弾として、5月27日〜6月22日に、大阪土産の定番品であるM五感(浅田美明社長)の「ええもんちぃ」を大阪府内のローソン(約1000店舗)で発売している。

◇「パン工房鳴門屋」人気の5品
 専門店のパンを店舗で販売したため、鳴門屋製パンの工場で製造したものをローソン配送センターへ届け、東大阪市内のローソン店舗に納品する新たな物流体制を構築した。
▽アップルパイ(186円)=アップルレザーブとスポンジケーキを使用したアップルパイ。
▽アーモンドマフィン(151円)=カステラ風マフィンにアーモンドをトッピングした。
▽モンブラン(162円)=マロンあんをデニッシュ生地で包み粒マロンをトッピングした。
▽東大阪ラグカレーパン(186円)=牛スジ入りの自家製カレーを包んだラグビーボールの形をしたカレーパン(自家製カレーの開発には地元大阪の友栄食品興業Mの協力を得た)
▽新もちもち明太子パン(139円)=もっちりパンにかねふくの明太子をたっぷり使用した和風惣菜パン。
◇五感の「ええもんちぃ」
 大阪土産の定番品で、国産米粉と国産小麦粉に風味豊かな発酵バターをあわせ、国産の大粒な黒大豆(丹波黒)を3粒入れた、しっとりとした食感のマドレーヌ。通常箱入りの販売だが、今回はCVS向けに1個ずつバラにして発売。
▽大阪ええもんちぃ(120円)=しっとりとした食感と深い味わいに仕立て、旨みを追求した黒豆マドレーヌ。
 今回の取り組みでは、関西の地元企業が緊急事態宣言を受け休業を余儀なくされていることや観光客の減少等で売上も減少していたことから、より多くの顧客が購入できるよう、各社協力の下、ローソンを販売場所として提供することにした。ローソンは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている日本の「食」の応援を目指し、全国各地の飲食店とのコラボ商品や名産品の発売に向けて全国各地の企業と取り組みを進めている。今後も、地元企業と連携し、地域特産品やコラボ商品などを店頭で販売したいとしている。
 5月13日には、毎日放送テレビの情報・報道番組「あしたのために ちちんぷいぷい&ミント!」のおうちにいようよコーナーで、鳴門屋製パンが紹介された。長江社長は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に売上が減少している。昨年は、1日に約35000個のパンを製造していたが、現在は約20000個程度。時間短縮での経費削減や融資で、現状の生産体制を維持している。普段行くCVSで弊社の商品が並び、お客様が手にとっていただける機会が増え、大変有難いことだと思っている」と述べた。

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「パン工房鳴門屋」人気の5品

ええもんちぃ