第8回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会
日本代表はフリアンド谷口佳典氏
 第4回最優秀若手ブーランジェコンクール
 優勝はフルニエ北峯昌奈氏

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 日本アンバサドール協会(川良弘会長)とリテイルベーカリー協同組合(伊原靖友理事長)は10月28〜30日、大阪市住之江区のインテックス大阪1・2号館で開催された第8回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展内の特設会場において「第8回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会」を行なった。

 モンディアル・デュ・パンは、2年1回、日常パン・健康と栄養パン・ヴィエノワズリー・サンドイッチ・飾りパンなどの総合力を競う世界最高峰の国際製パンコンクール。25歳以上のシェフと22歳以下の若手パン職人がチームになって取り組む競技で、若手の育成を目的とした唯一の大会。
 28・29日は、競技とプレゼンテーション、30日には表彰式が執り行われ、ブーランジェリー・フリアンドの谷口佳典氏が日本代表の座に輝いた。また30日には、次世代を担う若手の育成と世界大会への登竜門の場の提供と第8回モンディアル・デュ・パンアシスタントシェフの選考も兼ねる「第4回最優秀若手ブーランジェコンクール」を併催。審査の結果、パン工房フルニエの北峯昌奈氏が優勝した。
 以下は入賞者(敬称略)。
《第8回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会》
▽2位=柳川玖哉(ブーランジュリー・ヤナガワ)
▽3位=高橋佳介(Comme-n)
《第4回最優秀若手ブーランジェコンクール》
▽2位=横畠沙耶香(Zopf)
▽3位=佐土原愛果(Boulangerie Kishimoto)

 表彰式では、開催に先立ち、展示会主催者を代表してM日本食糧新聞社取締役副社長の平山勝己氏が挨拶した後、同大会の協力企業が紹介され、「第4回最優秀若手ブーランジェコンクール」審査結果の発表と入賞者の表彰を挙行。審査員のメル パトリック氏が「短期間に素晴らしい仕事ができるようになったことを驚いている。これからもパン業界のために力を発揮してほしい」と述べた。
 次に、第8回モンディアル・デュ・パン日本代表選考会の審査結果発表と表彰に移った。その後、審査員の山崎隆二氏が「コロナ禍という環境下で、これだけの製品を仕上げられたということは、相当なレベルアップが図られていると感じた。若手コンクールは、目に見えてレベルが上がっており、10年、20年先に世界に翔ける人材に成長すると確信した」と審査総評を述べた。
 最後に川会長が閉会の言葉を次のように述べた。
 3大会前に谷口君が出場し、18カ国中総合5位・部門別優勝という輝かしい実績を残したが、来年のフランス本大会では、忘れ物を取り戻してくれると思っている。オールジャパンで谷口君をサポートし、2大会連続で頂点を極められるよう心から期待してエールを贈りたい。

【喜びの声】
◇谷口佳典氏
 本来は運営側の立場だが、わがままを言って選考会に出させてもらい感謝している。チャレンジを決めたのは1次審査の4日だった。業界の坂田師匠が病気と闘っており「君が世界で闘っている姿が見たい」と激励してくれたので、ここまで頑張ることができた。坂田師匠と一緒にフランスに行って、大澤氏に続いて世界一になるよう精一杯努力する。今は、日本代表に選ばれただけ。フランスの本大会で結果を残してこそ日本代表になった意味がある。皆様の協力で1年間、精進を重ねたい。
◇北峯昌奈氏
 坂田シェフには、店を一週間休んで指導してもらうなど大変世話になった。皆さんの協力で充分な練習もできた。感謝している。

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出場選手

谷口氏

北峯氏