 優勝チーム表彰の様子
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 タカキベーカリーチーム
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一般社団法人日本パン工業会と月島食品工業Mは4月18日〜5月22日の日程で「第55回日本製パン野球大会」を開催した。
東部大会
優勝は山崎製パン武蔵野工場チーム
開会式は4月18日、東京都江戸川区の江戸川河川敷グランドで開催された。開会宣言、優勝旗返還、大会会長・主催者後援者代表挨拶、選手宣誓の後、一般社団法人日本パン工業会副会長の細貝理榮氏、月島食品工業M代表取締役社長の管野清幸氏ら8人の始球式で一回戦8試合が始まり、延べ3日間の熱戦が開幕した。
試合は予定通りに進み、5月16日に準決勝戦・決勝戦が東京都江戸川区の江戸川区球場で開催された。
閉会式は、成績発表の後、表彰式に移り、優勝チームに大会会長代理で一般社団法人日本パン工業会専務理事の阿部勲氏より賞状・優勝旗・優勝杯・副賞、日清製粉M営業本部営業部部長の工藤靖之氏より製粉4社賞が授与された。個人賞は、管野社長より各賞が授与された。
続いて、大会会長代理阿部氏が次のように大会会長[一般社団法人日本パン工業会会長飯島延浩氏]のメッセージを代読した。
製パン野球大会は4年ぶりの開催となったが、本日無事に決勝戦が行われ、すべての試合が滞りなく実施できたことを大変喜ばしく思う。コロナ発生後、製パン野球大会が毎年開催できるかどうか関係者で検討したが、今年ようやく開催できることになった。これは、共同で主催し様々な準備・運営をしていただいた月島食品工業様の尽力の賜物だと心より感謝申し上げる。そして、協賛の製粉4社、カリフォルニア・レーズン協会様、審判団の皆様に心より御礼申し上げる。今年は記念大会で、8月に東西の優勝・準優勝チームが日本一を決める大会を行うが、来年以降も製パン野球大会を開催したいと考えている。
次に、主催者を代表して管野社長が「優勝した山崎製パン武蔵野工場チームの皆さん、おめでとう。惜しくも準優勝だった山崎製パン松戸工場チームの皆さん、ナゴヤドームの出場権は獲得した。今日の悔しさをナゴヤドームでの力に替えてもらいたい。第3位のパスコ利根工場チーム、山崎製パン千葉工場チームに敢闘を讃える。今大会は、好天に恵まれ、怪我もなく、無事に終了できた。関係者の皆様に感謝申し上げる」、製粉4社を代表して工藤氏が「会社や工場を代表して競い合うことを通じて、この大会の目的である製パン業界の結束が一層深まったと思う」とそれぞれ挨拶し、運営委員長の前田朋祥氏(月島食品工業M)が閉会宣言をして、全日程を終了した。
《成績》
▽優勝=山崎製パン武蔵野工場チーム
▽準優勝=山崎製パン松戸工場チーム
▽第3位=パスコ利根工場チーム、山崎製パン千葉工場チーム
《個人賞(敬称略)》
▽最高殊勲選手賞=猪野舜平(山崎製パン武蔵野工場チーム)
▽殊勲賞=初村純三郎(同)
▽敢闘賞=松尾祐樹(山崎製パン松戸工場チーム)、野村祐輔(パスコ利根工場チーム)、光居大輔(山崎製パン千葉工場チーム)
▽首位打者賞=光居大輔(同)
▽長打者賞=光居大輔(同)
西部大会
優勝はタカキベーカリーチーム
開会式は5月15日、大阪府吹田市の日本万国博覧会記念公園スポーツ広場軟式野球場で開催された。参加チームが入場し、運営委員長の加藤正氏(月島食品工業M)が開会を宣言した。
次に、前回大会優勝チームの山崎製パン熊本工場より優勝旗が返還され、レプリカが授与された。その後、大会会長代理で一般社団法人日本パン工業会専務理事の阿部勲氏が次のように大会会長[一般社団法人日本パン工業会会長飯島延浩氏]のメッセージを代読した。
新型コロナウイルス感染症がようやく収まり、4年ぶりに開催することができた。今大会は、みんなと交流できる喜びをかみしめながら、まずは楽しんでプレーをしていただきたい。競技大会なので勝負には拘って日頃鍛錬した力と技術を競い合ってほしい。ただ、本業でも貴重な戦力であるため、怪我には十分注意してもらうよう願う。
続いて、主催者を代表して月島食品工業M代表取締役社長の管野清幸氏が「この55回大会は記念大会で、8月8日に日本一を決める大会をナゴヤドームで予定している。製パン業界の相互親睦が主旨だが、全力を尽くして日本一を目指して頑張ってほしい」と挨拶。後援者を代表して日清製粉M大阪営業部部長の佐藤隆之氏、大阪府高槻市野球連盟審判団長の濱口護氏が挨拶した後、九州フジパン長崎工場チーム主将の大河内智之氏が選手宣誓を行い、阿部氏、管野氏、佐藤氏、加藤氏の始球式で一回戦4試合が始まり、延べ3日間の熱戦が開幕した。
試合は予定通りに進み、22日に準決勝戦・決勝戦が同スポーツ広場野球場で開催された。
閉会式では、同大会運営委員長の加藤氏が成績発表を行った後、表彰式に移り、優勝チームに大会会長代理の阿部氏より賞状・優勝旗・優勝杯・副賞、日清製粉Mの佐藤氏より製粉4社賞が授与された。個人賞は、管野社長より各賞が授与された。続いて、阿部氏、管野社長、佐藤氏がそれぞれ挨拶し、加藤委員長が閉会宣言をして、全日程を終了した。
《成績》
▽優勝=タカキベーカリーチーム
▽準優勝=山崎製パン大阪第二工場チーム
▽第3位=山崎製パン熊本工場チーム、同名古屋工場チーム
《個人賞(敬称略)》
▽最高殊勲選手賞=浜岡海志(タカキベーカリーチーム)
▽殊勲賞=小林龍世(同)
▽敢闘賞=金和修平(山崎製パン大阪第二工場チーム)、小野望博(山崎製パン名古屋工場チーム)、新立錬(山崎製パン熊本工場チーム)
▽首位打者賞=辻泰知(山崎製パン名古屋工場チーム)
▽長打者賞=辻泰知(同)
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